2022年3月、チリにおいて250立方メートル/時の極低温液体酸素装置(型式:NZDO-250Y)の販売契約を締結し、同年9月に生産を完了しました。

輸送の詳細についてお客様とご相談ください。浄水器と保冷ボックスの容積が大きいため、お客様はバルクキャリアの利用を検討し、残りの貨物は40フィートコンテナと20フィートコンテナに積み込みました。コンテナに積み込まれた貨物を先に出荷します。コンテナの輸送写真は以下の通りです。
写真3

翌日には保冷ボックスと浄水器も納品されましたが、容積の問題でクレーンを使っての運搬となりました。
図写真4

極低温空気分離ユニット(ASU)は、液体酸素、液体窒素、ガス酸素、ガス窒素を生成できる安定した高性能装置です。動作原理は、飽和空気を乾燥精製して水分を除去し、下部塔に入った不純物は極低温状態が続くことで液体空気になります。空気は物理的に分離され、それぞれの沸点の違いに応じて分留塔で精留することで、高純度の酸素と窒素が得られます。精留とは、複数回の部分蒸発と複数回の部分凝縮を繰り返すプロセスです。


投稿日時: 2022年10月28日